【PRYNTRIP Vol.1】お気に入りにふれると、好きがもっと近くなる

2017/10/24

「旅先で写真を撮る」
スマートフォンの登場とともに、写真はとても身近になった。
食べ物に、景色に、大切な友人に。わたしたちは日常はもちろんのこと、旅先でシャッターを切る。

お気に入りのそれらを、画面の中に閉じ込めることに少し退屈し始めたときに、出会ったのがPryntだった。

「スマートフォンに接続して撮影すると、そのままプリンターになるんです。」
ころん、と角が丸く可愛いフォルム。

 
手のひらサイズのPryntが自宅に届いたときは「はやく使ってみたい」という感情とともに「果たして、楽しく使ってあげられるだろうか」と不安に感じた。

それはきっと、今までチェキやインスタントカメラたちにのめり込むことのできなかった過去の自分がいるからだろう。

PRYNTと一緒に旅する、旅先の見知らぬ町

悩んでいても、使ってみなければ何もわからない。ひとまずわたしは、旅先に連れていくことにした。

気になった食べ物に、景色に、大切な友人に。いつもと同じく、カメラを向けてそっとボタンを押すと、いま目にしたのと同じ世界が、切り取られた。

いつもならそこで終わりなのだけれど。ドキドキしながらボタンを押すと、今自分が目にした風景が、ゆっくりとプリントされていく。

思うように撮れなかったものは、プリントせずに削除もできる。

自分が目にしていたお気に入りの風景たち。すっぽりと手の中に飛び込む感覚が、想像以上に快感で。

つまり本当に自分のお気に入りのものだけが、手の中に収まる権利を得るのだ。

「好き」を思う存分手に入れてみる

お散歩の途中に立ち寄ったカフェで出会った、色あざやかなスムージー。口に入れてみるととろけるほどに甘くて、思わず友人と笑ってしまう。真っ赤な色が上手く載ってくれなくて、3枚になってしまったけれど、それもまた思い出。

海辺につくられた木のブランコは「さあ写真を撮って!」と言わんばかりに、大きく口を広げている。座ってみると、ひんやりした海風が頬にあたって、心地よかった。

ランチにと買ったキッシュとコーヒー牛乳は、昼を待たずにわたしのお腹の中へと吸い込まれていく。香ばしいサクサクした食感が、1日のはじまりを素敵なものに変えてくれた。

何度も足を運んだ仕事スペースのロゴも、手の中へ。実はオリジナルのステッカーもあるのだけれど、自分で切り取ったものはやはり愛着が沸く。


お互いを気にしながらすれ違うたび、ウズウズしていつもわたしが手を出してしまう。
そんなことお構いもせずに、凛とした姿で走っていく黒猫は、どこか楽しげだった。

撮っては消し、撮っては消し。これだ! と思うものだけを、手元に残す。
ずらりと並べてみると、旅先で出会ったわたしの好きなものたちだけが、笑いかけてくれた。

お気に入りにふれると、好きがもっと身近になる

今までチェキや、インスタントカメラと仲良くできなかった理由。それは多分、手元に「こんなはずではなかった」や「もっと上手に撮りたかった」が降り積もっていく感覚に、モヤモヤしていたからだ。

それはそれで魅力的で、面白いのかもしれない。

けれど、自分の好きな写真たちだけにさわる行為は、間違いなく自分の「好き」を身近にしてくれる。
 
Pryntは、少しシャッターを切ることに退屈していたわたしに、そんなハッピーを運んできてくれた。


 
しかも、プリントされた写真は、なんと動画にもなるという。
今度はこの動画とお散歩してみたい。

次は、どこに一緒に出かけよう。

古性のち
旅するWebライター/「旅、ときどき仕事」運営。世界中を旅しながら、可愛いモノ・場所を届けています。
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